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東京五輪のサーフィン会場で盗難被害 ボード1千万円分

2020年東京五輪のサーフィン会場となっている千葉県一宮町のサーフショップの倉庫などから、新品のサーフボード約50枚が盗まれていたことが捜査関係者らへの取材でわかった。被害総額は約1千万円に上るとみられ、千葉県警が窃盗事件として捜査している。


一宮町はサーフィンの「聖地」と呼ばれ、年間60万人ものサーファーが訪れる。捜査関係者らによると、被害に遭ったのは、一宮町のショップの倉庫にあった約10枚と、同県茂原市の倉庫の約40枚のサーフボードなど。1枚あたり十数万円するという。いずれも販売予定で保管中だった。


2~3月、ショップの関係者が倉庫から商品を移動させた際に盗難被害に気づいたという。ボードのほかに、サーフブランドのバッグやアクセサリーなどもなくなっていた。


預けていたはずのボードが5月、インターネットのオークションに出品されているのをショップの関係者が見つけた。少なくとも3枚が売り出されており、関係者が1枚を購入。ボードに記載された製品番号が盗難品と一致したことから、県警に被害を届け出たという。(今泉奏、多田晃子)


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