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映画「翔んで埼玉」の監督、終わり方に込めた「ぞわっ」

埼玉県民が東京に行くには手形が必要で、「ダサイタマ、クサイタマ……」といった埼玉の自虐がふんだんに盛り込まれた映画「翔(と)んで埼玉」がロングランヒットを続けている。2月の上映開始から観客動員は286万人を超え、興行収入も37億円を突破した。


フィクションとは言え、一歩間違えれば、地域差別ととられかねない危惧が、武内英樹監督にはあった。ところが、埼玉県民の反応はすこぶる良い。「もっとディスってくれ」と、地元をおとしめることを歓迎するような言葉が届く。


映画のワンシーンで、幹線道路…


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