20日に開業するスナック菓子・ベビースターラーメンの屋内型テーマパーク「おやつタウン」の内部が3日、報道陣に公開された。津市森町の「おやつカンパニー」久居工場に隣接するおやつタウンでは、自分好みに味付けしたベビースター作りや、国内最大級の屋内型アスレチック施設、ベビースターを使った料理などが楽しめる。
おやつタウンは延べ床面積約4千平方メートル。体を動かして遊べるコーナーでは、ベビースターのキャラクター「ホシオくん」をかたどった巨大な滑り台や、ハーネスを着けて高所の綱渡りやジップラインを楽しめる全長約200メートルのアスレチックなどがある。カツカレーやココア味などめずらしい風味でベビースターを味付けできる体験メニューもある。用意されている味は常時変わるので、何度来場しても楽しめるという。フードコートではご飯にベビースターが混ぜ込まれたカレーライスやミニカップ麺「ブタメン」をモチーフにした豚骨ラーメンなどを提供。おやつタウンでしか買えないベビースターなども販売するという。
3日の開業記念発表会では、元フィギュアスケート選手の浅田真央さんがスペシャルアンバサダーとして登壇。小学生の頃に公園で友達とブタメンを食べていたというエピソードを披露した。おやつタウンの松田好旦社長はベビースターファンや地元三重への感謝の気持ちを込めておやつタウンをつくったといい、「子どもたちの想像力、独創力をはぐくむ場になれば」と話した。
初年度は40万人の入場を見込んでいる。入場料は13歳以上700円、4~12歳450円、3歳までは無料。体験など一部有料。おやつタウンの予約サイト(
https://oyatsu.town/reserve/
)から入園チケットの購入や体験コーナー、工場見学の予約ができる。(甲斐江里子)