長崎県の最西端にある五島列島。迫害を逃れてキリスト教徒が移り住んだ祈りの島を、海に沈む夕日が赤く染める。
東シナ海に沈む夕日を背に受けて、いくつものマリア像が手を合わせる。墓碑の上にはキリスト教の象徴のクルス(十字架)。やがて太陽が沈み、残光の中でシルエットになっていく墓碑群を見ていると、信仰心なんてまるで無いのに自然と背筋が伸びてくる。
長崎県五島列島の福江島の北西端に、渕ノ元カトリック墓碑群はある。墓碑群に続く海沿いの道は「夕映えの路(みち)」。地元では知られたスポットだ。
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旧三井楽(みいらく)町(現五…