この中で国民民主党の玉木代表は、16日に国会に提出された年金制度改革の関連法案について「大切な基礎年金の引き上げが抜けている。選挙を意識して外しているような項目がほかにもある」と批判しました。

その上で「われわれの考える年金制度改革を、ある程度示せるようなパッケージとしての修正案を考えていきたい。浜口政務調査会長などに指示して作成に着手したところで、まとまれば国会に提出する」と述べました。

一方、消費税の扱いをめぐり、自民党の森山幹事長が引き下げに否定的な考えを示したことについて「物価高対策などをどうするかということがない中で、単に消費税の減税だけがだめだということでは『何もしま宣言』に聞こえる。具体策が見えないことが国民の不安につながっていて、もっと寄り添うべきだ」と述べました。