プロ野球きょうから交流戦セ・パ首位日本ハムと阪神対戦へ—

プロ野球のセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する交流戦が3日から始まり、最初のカードで、セ・パの首位チーム、日本ハムと阪神が顔を合わせます。両リーグともに上位は混戦となっていて、交流戦で、いかに白星を積み上げられるかが今後の優勝争いに向けた大きなポイントとなりそうです。

最初の対戦カードと3日の予告先発を紹介しています。

ことしで20回目を迎える交流戦は、3日からパ・リーグの本拠地で始まり、各チームが違うリーグの6チームと3試合ずつ、合わせて18試合を戦います。

3日から行われる最初のカードと3日の予告先発です。

◇日本ハム（パ1位）× 阪神（セ1位）

投打のバランスがよい日本ハムと、チーム防御率がトップと投手陣が安定している阪神が対戦し、首位を走るチームどうしの顔合わせとなりました。

（予告先発）日本ハム・古林睿煬 × 阪神・才木

◆楽天（パ5位）×DeNA（セ2位）

去年、球団創設20年目で交流戦初優勝を果たしたパ・リーグ5位の楽天は、2023年の交流戦を制したセ・リーグ2位のDeNAとの対戦です。

（予告先発）楽天・ヤフーレ × DeNA・東

◇西武（パ3位）×ヤクルト（セ6位）

去年の不振から巻き返し、ここまで2位にゲーム差なしの3位につける西武は、負け越し「17」と苦しい戦いが続く、セ・リーグ最下位のヤクルトとの対戦です。

（予告先発）西武・隅田 × ヤクルト・ランバート

◆ロッテ（パ6位）×巨人（セ3位）

負け越し「14」で、パ・リーグの最下位に沈むロッテは、セ・リーグ3位の巨人と対戦します。

（予告先発）ロッテ・石川柊 × 巨人・井上

◇オリックス（パ2位）×広島（セ4位）

パ・リーグ2位のオリックスは、セ・リーグ4位の広島と対戦します。

（予告先発）オリックス・九里 × 広島・玉村

◆ソフトバンク（パ4位）×中日（セ5位）

交流戦では12球団最多の8回の優勝を果たしているパ・リーグ4位のソフトバンクは、セ・リーグ5位の中日と、それぞれ対戦します。

（予告先発）ソフトバンク・有原 × 中日・涌井

交流戦は過去19回中、パ・リーグが16回勝ち越して圧倒している一方で、3年前はヤクルト、おととしはDeNAと、近年はセ・リーグの球団も優勝を果たしています。

ここまで
▽パ・リーグは、首位・日本ハムから、3位・西武まで、2.5ゲーム差
▽セ・リーグは、首位・阪神から、3位・巨人まで、3ゲーム差と、
両リーグとも上位は混戦が続いているため、交流戦で、各チームがいかに白星を積み上げられるかが、今後の優勝争いに向けた大きなポイントとなりそうです。

ことしの交流戦は、6月22日まで行われる予定で、12球団で最も勝率が高い球団が優勝となります。