大学病院をのぞく全国341の病院で、建物に吹きつけアスベストが使用され、飛散の恐れがあることがわかりました。
これは厚生労働省が1996年以前に建てられた大学病院を除くすべての病院、保育所や特別養護老人ホームなどの社会福祉施設などで吹き付けアスベストなどを使用しているかどうかを調べた結果、分かったもので、中間報告として公表されました。
病院の場合、全体のおよそ半数から回答があり、うち341病院がアスベスト飛散の恐れがあると回答。また、92の保育所、52の特別養護老人ホームで飛散の恐れがあるという回答がありました。
厚生労働省は全ての施設から回答を得て、11月末に最終報告を公表する予定です。