ウェストブロミッジが日本代表MF稲本を放出する方針を固めた。16日付の英紙ニュース・オブ・ザ・ワールドが報じたもので、ロブソン監督は同じく中盤のシメカ、ジョンソンとともに構想から外れたことを通告しているという。3人は今月中に2部のクラブへ期限付きで移籍となる見込みで、移籍市場の開く来年1月にも放出される予定。稲本は15日のアーセナル戦もメンバーから落ち、これで6試合連続のベンチ外。W杯を見据えれば試合に出ることが重要で、昨季、3カ月間在籍したカーディフへの再移籍が濃厚だ。(ロンドン・藤井重隆通信員)