サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)で16日、アスコリ-サンプドリア戦の試合後に観客席のホーム側からアウエー側に向けて小型ロケット弾のようなものが撃ち込まれ、女性が頭部を負傷した。ANSA通信などによると女性は病院に運ばれたが、命に別条はなかった。
地元警察当局は同日、16歳の男性が犯行を認めたと発表した。
イタリアでは昨季、欧州チャンピオンズリーグの試合中にインテル・ミラノのサポーターが投げ込んだ発炎筒が相手チームの選手を直撃する事件があり、危険行為が発生した場合には即座に試合を中止するなど、リーグ規定を厳しく改定したばかりだった。(ローマ共同)