您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 教育(日语) >> 正文

ITのある教室:運動解析ソフト使い、水泳部の指導

作者:未知  来源:每日新闻   更新:2005-10-26 6:00:00  点击:  切换到繁體中文

高校の部活動は練習時間が短いため、練習を効率的に行う必要がある。東京都立竹早高校で水泳部の指導をしている椋本哲也教諭は、デジタルビデオと映像を分析するソフトを使って、フォームの改善などを生徒に分かりやすく、効率的に行っている。【岡礼子】

デジタルビデオカメラをテレビにつなぎ、自分の泳ぎをチェックする

 競泳では、力を効率的に使い、無駄な抵抗をなくすために、上げ腕のかき方、脚の蹴り方、飛び込みの角度などを適正にするよう指導する。しかし泳者は自分のフォーム、体の動きを見ることができないので、「手をもっと内側に入れてかくように」などと指示されても、その動きをイメージし、実行することは難しい。椋本教諭は前任校で水泳部のPR映像を作るため、練習風景をビデオで撮影していて、映像を指導に利用することを思いついた。

 竹早高校では、プールサイドにデジタルビデオカメラを置いて、飛び込みや、正面からみたフォームを撮影するほか、防水型のウエブカメラをプールの内壁に設置して水中姿勢を撮影している。プールサイドで映像を見て分かるところを指摘、修正し、映像だけでは分からないような微妙なポイントはパソコン室で運動解析のソフトウエアを使って詳しく見る。

パソコン室で、フォームを解析する。肩や腰にマーキングして軌跡を見る

 「飛び込み」は、入水角度や速度が落ちているかどうかといった微妙な点は、解析しないと分からないが、「ひざが曲がっている」「上方に飛びすぎている」といった点は、映像を見れば生徒も分かる。また、「リレーのときのタッチ・タイミング」はコマ送りで見れば、早いか遅いかはっきりする。泳いで映像をチェックすることを繰り返しながら、イメージをつくり、タイミングをつかんでいく。生徒が「正面から見たい」とリクエストをすることもある。生徒たちは「1回目は失敗していると思う」「タイミングが早すぎた」などと自己分析しながら、映像を見ていた。

 今年、入部した2年生の男子生徒は「自分の泳ぎを見てから、説明を聞くと分かりやすい」と話す。映像を見ながらストロークを変え、飛び込みの角度を浅くしたことで、タイムが縮んだ。プールサイドでは、部員が一緒に映像を見るので、他の部員の泳ぎを自分の泳ぎと比べることができ、他の部員からアドバイスを受けることもある。1年生の男子生徒はビデオを見て、スタートで重心を移動させるタイミングが遅れていることに気付いた。「みんなが教えてくれて、悪いところに気がつく。飛び込みは良くなった」と話した。

M君のフォームを解析。「1点入水」ではないので、しぶきは大きいが、速度は落ちない(椋本教諭提供)

 椋本教諭は「言葉で指導しても、生徒が理解できたかどうか分からない。でも、映像は一目瞭然で、生徒もポイントを理解して、泳ぎ方が良くなっているのが分かる」と、自分の泳ぎを映像で確認させる指導法の効果を話す。

◇ソフトで泳ぎを分析

 飛び込みの角度や腰の位置の微妙な修正には、運動解析ソフト「マルチメディアスポーツ科学」を活用する。日本教育工学振興会(JAPET)が1998年に文部省(当時)の委託で開発したソフトで、映像を少しずつ動かしながら、その都度、手先や肩、腰、ひざなどいくつかポイントに印をつけていくと、それぞれの点の移動の軌跡を記録できる。飛び込みの際の肩や腰がどう動くかなどがひと目で分かる。さらに、飛び込む時の速さをと考え合わせると、飛び込み台を飛び出したスピードを殺さずに泳ぎに移れるかも分かるので、「水面に着くまでに時間がかかりすぎる」「入水角度が深い」など、タイムロスの原因も突き止められる。

 例えば、飛び込みの場合、手の先が入った位置に足先まで入る「1点入水」が水の抵抗が少なく、きれいなフォームと言われる。椋本教諭は、2年生のM君の飛び込みを見て、「1点入水ではなく、しぶきが大きい」ことに気付き、直した方がいいと考えた。しかし、解析してみると入水の角度が浅いため、飛び込みの速度が水に入っても落ちないことが分かった。椋本教諭は「水面に浮き上がってきたときに、他の部員より頭ひとつ分くらい速い。速さや角度を総合的に考える必要がある」と話す。椋本教諭は、M君の飛び込みを直すことはやめ、他の部員にも浅く飛び込むことを指導している。

 競泳では、筋力トレーニングをするなどして泳ぐスピードを速くする以外に、飛び込みやターンのやり方、フォームを改善することでも、タイムを縮めることができる。飛び込みの場合、タイムにすると、秒速4メートルが秒速4・5~5メートルに速まる程度の差になる。

 椋本教諭は「映像解析で泳ぎが変わる。生徒自身に解析をさせると、自分の動きを秒刻みで追いかけることになるので、自分の泳ぎの改良すべき点に気付く」と指摘する。飛び込みから、入水角度、その後の水中姿勢までの映像を連続して分析するとさらに効果的だという。解析に積極的に取り組んでいるM君のタイムは今季、100メートル自由形で4秒縮んだ。

 竹早高校は屋外プールなので泳げるのは秋まで。オフにはシーズン中の泳ぎの映像解析に取り組ませたいと考えている。

★飛び込みを比較した動画
http://www.geocities.jp/mook928/suiei/flash1.html

★椋本哲也教諭のホームページ
http://www.t-mook.info/


 

新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

  • 上一篇新闻:

  • 下一篇新闻:
  •  
     
     
    网友评论:(只显示最新10条。评论内容只代表网友观点,与本站立场无关!)
     

    注册高达赢取大奖!

    09年2月《贯通日本语》杂志

    奥巴马来广岛,安倍去珍珠港吗

    打造优质产品,美的工匠极致追

    探访东京近郊“老电影海报街”

    日剧《世界上最难的恋爱》收视

    广告

    广告