日本ハムの入来祐作投手(33)がポスティング(入札制度)で、米大リーグへの移籍を目指すことが16日、明らかになった。入来の代理人の雪丸真吾弁護士と球団が交渉してまとまった。球団は17日にもコミッショナー事務局に手続きをとる。
入来は巨人時代の03年オフ、ポスティングでの大リーグ移籍などを要求して紛糾。トレードで日本ハムに移籍し、2年契約を結んだ。
入来は「来年もファイターズでプレーしたいという気持ちに変わりはないが、年齢的に最後のチャンス。理解してくれた球団に感謝しています」とのコメントを発表した。大リーグ移籍がかなわない場合、残留の可能性が高い。今季は主に先発で登板し、28試合で6勝7敗だった。