自転車ロードレースのツール・ド・フランスで7連覇したランス・アームストロング(米国)のドーピング(薬物使用)疑惑で、国際自転車連合(UCI)から調査を依頼されたオランダの弁護士は31日、アームストロングは潔白とする報告書をまとめた。
昨年8月にフランスのスポーツ紙レキップが、アームストロングが1999年に現在は禁止薬物に指定されているエリスロポエチン(EPO)を使用した疑いがあると報じていた。報告書は世界反ドーピング機関(WADA)やフランスの検査機関の当時の検査そのものに規則違反があった可能性を指摘している。(AP共同)
毎日新聞 2006年6月1日 15時44分