【上海・大谷麻由美】中国、ロシアと中央アジア4カ国で構成する上海協力機構(SCO)の首脳会議が15日、上海の国際会議センターで開かれた。中国の胡錦濤国家主席、ロシアのプーチン大統領ら加盟6カ国首脳のほか、核問題で揺れるイランのアフマディネジャド大統領もオブザーバーとして出席。イランと中露首脳との2国間会談も予定されている。
会議では、SCOの成果と今後の発展をうたった創設5周年の共同宣言を採択。反テロ共同対策に関する合意文書に調印するほか、経済協力などの行動綱領を策定する。
会議には、イランなどオブザーバー4カ国も出席。アフガニスタンがゲスト参加したほか、独立国家共同体(CIS)と東南アジア諸国連合(ASEAN)の代表が初めて出席した。
毎日新聞 2006年6月15日 11時48分