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発信箱:開かれた保守主義とは 山田孝男(編集局)

作者:山田孝男  来源:mainichi-msn   更新:2006-9-25 9:01:09  点击:  切换到繁體中文

 1981年11月、岸信介元首相は85歳の誕生祝いの会でこんなあいさつをした。「政治家の条件はまず決断だ。戦後一番目は吉田(茂)さんの多数講和、二番目はボクが安保で決断した。三番目は誰がやるか知らないが、憲法改正だ」(人間岸信介波瀾の90年)。90年代を通じてこの「誰か」とは小沢一郎氏ではないかと思ってきたが、主役はむしろ岸氏の孫・安倍晋三氏かという流れになっている。

 民主党代表に再選された小沢氏もかねて改憲試案を公にしており、与野党の憲法論争は「改憲か護憲か」から、「どう改憲するか」に移った。とんでもない時代になったと嘆く人もいるが、政党政治に立脚して憲法改正を議論することが民主主義国家としておかしいということはない。問題はこれから先の議論の進め方だろう。

 母・洋子さん(78)に言わせれば、安倍氏の政策は祖父似、性格は父似だという。故・晋太郎元外相は世間からはお人よしと見られたが、「実際は厳しさと激しさをもった柔よりも剛の人間」であり、「山口県で言うモゲの性格(反骨、あまのじゃく)」をもっていたと晋三氏自身が回想している。政権運営でこれがどう出るか。

 安倍氏はベストセラーの「美しい国へ」で「開かれた保守主義」ということを言っている。「開かれた」とはどういうことなのか、書いていないので分からない。説明を聞きたいと思う。極端に走らず、常に中庸を探るという保守主義本来の特徴を強調しているのだとすれば共感する。右翼とは一線を画し、謙虚で思慮深い保守主義を見せてほしい。

毎日新聞 2006年9月25日


 

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