日本光电9月8日宣布,在与日本东北大学的共同研究中,开发成功了降低医院等使用的无创血压测量仪减压时出现的压力噪音的新技术。
医院等进行血压测量时,在手腕上缠绕臂带(气袖)进行测量的无创式自动血压测量仪非常普及。这类血压计在气袖压力增强到收缩血压以上后,阶段性地减小气袖压力,通过压力传感器检测每个压力阶段的血压。
但是,在阶段性减压时,因绝热膨胀导致气袖内温度急剧下降,然后又因体温与周围热量温度回升(上升),与此同时气袖里的压力再次升高。这一压力变化与测量对象的脉波非常相似,尤其在对小儿与低血压患者测量血压时带来恶劣影响。
日本光电研究开发本部新领域办公室(Frontier Office)与东北大学流体化学研究所教授早濑敏幸的研究小组,通过控制阶段减压时的温度变化,成功使压力浮动降低到1/10以下。由于目前正在申请专利,因此没有公布技术细节。
该公司希望尽快解决生产方面的课题,以早日投入生产。上市日期尚未确定,不过估计“用不了几年就会投入生产”。 |
日本光電は9月8日、東北大学との共同研究で、病院などで利用されている非観血式血圧計の減圧時に発生する圧力ノイズを減らす新技術を開発したと発表した。 病院などで用いられている血圧測定では、腕に圧迫帯(カフ)を巻いて測定する非観血式自動血圧測定装置が広く用いられている。このタイプの血圧計ではいったん収縮期血圧以上に上げたカフ圧を段階的に減圧(ステップ減圧)し、各圧力段階ごとに圧力センサーで脈圧を検出する。 ところが、ステップ減圧を行うと、断熱膨張によってカフ内の温度が急激に下がり、その後、体熱や周囲熱によって温度が回復(上昇)し、それに伴ってカフ内の圧力が再び高まる。この圧力変化が測定対象の脈波とよく似ており、特に小児や血圧低下をきたした患者の測定に悪影響を及ぼしていた。 日本光電研究開発本部フロンティアオフィスと東北大学流体化学研究所教授の早瀬敏幸氏らの研究グループは、ステップ減圧時の温度変化を抑制することで圧力のゆらぎを10分の1以下にすることに成功したもの。特許申請の関係で技術の詳細は今のところ明らかにしていない。 同社では、製造上の課題を解決し、できるだけ早い時期に製品化に漕ぎ着けたい構え。発売時期は未定だが、「製品化には数年は要しない」見通しだ。 |