索尼在定于美国时间2005年1月6日开幕的“2005 International CES”之前举行了新闻发布会,提前向媒体公布了将在展会上展示的BD-ROM(播放专用蓝光光盘)。现场演示中,分别利用BD-ROM标准采用的3种编解码方式播放了HDTV影像,并对每种方式的画质进行了比较。
3种方式分别为VC-1(Windows Media Video 9的别称)、H.264和MPEG-2。其中VC-1和H.264方面,在此次演示中采用新试制的BD-ROM播放器从光盘中读取数据,通过设置在外部的个人电脑(配备工作频率为3.6GHz的“奔腾4”处理器)进行解码和播放。编码速度方面,VC-1固定为10Mbit/秒,H.264可在10Mbit/秒~15Mbit/秒内变化。MPEG-2方式方面,使用由该公司已投产的蓝光光盘录像机固件改进而成的装置进行播放。编码数据速度为26Mbit/秒。
到场记者们在对每种画质进行比较的同时,也谈了些自己的看法:“VC-1的画面不够流畅,H.264则比较柔和”、“MPEG-2的压缩率虽然很低,但细节部分也能准确地显示”。
索尼将在2005年春季确定BD-ROM采用的VC-1和H.264标准之后,着手开发解码LSI。所以,估计配备该LSI的蓝光光盘播放器最早也要在2006年春季或者之后才能上市。“通过软件进行解码的播放器提前上市的可能性很大,或者是在配备解码LSI的播放器上市之前,可能会有某种游戏机上市”(索尼负责人)。 |
ソニーは米国時間の2005年1月6日に開幕する「2005 International CES」を前に発表会を開き,同展示会で見せるBD-ROM(再生専用のBlu-ray Disc)を使った実演の内容などを一足先に報道陣に公開した。BD-ROM規格で採用する3つの符号化/復号化方式をそれぞれ使ってHDTV映像を再生し,それぞれの画質を比較するデモンストレーションである。
3つの方式とはVC-1(Windows Media Video 9の別称)とH.264,それにMPEG-2である。このうちVC-1とH.264については,今回のデモに向けて新たに試作したBD-ROM再生機でディスクからデータを読み出し,これを筐体の外に置いたパソコン(動作周波数3.6GHzの「Pentium 4」プロセサを搭載)で復号化し,再生していた。符号化データ速度はVC-1が10Mビット/秒で固定,H.264は10Mビット/秒~15Mビット/秒で可変とした。一方,MPEG-2方式については,同社が既に製品化しているBlu-ray Disc録画機のファームウエアを変更したものを使って再生していた。こちらの符号化データ速度は26Mビット/秒である。
デモを見ようと集まった報道陣は,それぞれの画質を比較しながら「VC-1の方が絵が固い。H.264の方が柔らかいかな」「MPEG-2は圧縮率は低いけど,細かい部分まで正確に再現できてるね」などと感想を述べ合っていた。
今後ソニーは,BD-ROMに採用するVC-1やH.264の仕様が2005年春に固まるのを待ってから,復号化LSIの開発に着手する。その結果,同LSIを搭載したBlu-ray Disc再生機の発売は早くて2006年春かそれ以降にずれ込むもようだ。「ソフトウエアで復号化する仕様にした再生機の方が早く市場に出る可能性もある。場合によっては,復号化LSIを搭載した再生機より前に某ゲーム機が発売されることだって有り得る」(ソニーの関係者)。 |