“第15届FPD研发及制造技术展览暨研讨会(FINETECH JAPAN)”已于2005年4月20日在东京BigSight国际会展中心正式开幕,在与此同期举行的一场专题研讨会上,东芝负责SED面板开发工作的福间和则(显示器与元件材料综合负责人)讲述了SED面板今后的发展方向。具体来说,在2005年8月投产之际将在保持现有耗电量水平的前提下将峰值亮度提高至500cd/m2。由佳能与东芝合资成立的SED公司作为最初的产品计划投产分辨率为1920×1080像素的50英寸面板。
佳能与东芝在2004年10月举办“CEATEC 2004”展会上首次展出的面板为36英寸,分辨率为1280×768像素,峰值亮度为300cd/m2。而此次展会上展出的面板已将峰值亮度提高至400cd/m2。福间表示,暗部对比度、视角和视频显示特性按现有水平就已经足够了,在投产之际,性能上的改善重点就是将峰值亮度再提高100cd/m2。
福间在此次演讲中公布了有关SED面板的一些信息。比如,色彩表现范围从NTSC规格比来讲为94%。荧光材料“沿用了CRT类荧光体,并针对SED进行了改进”。具体来说,红色材料采用了Y2O2S:Eu,绿色材料采用了ZnS:Cu和Al,蓝色材料则采用了ZnS:Ag和Al。另外,还通过采用用于阻挡多余的荧光材料光谱的微型滤色器,提高了色彩表现性能。
微型滤色器是东芝在CRT电视中使用的一项技术,除用来提高色彩表现性能外,还具有防止外部光线反射等作用。
除此之外,东芝还首次公开的下方玻璃底板(电子放射源一侧)的放大照片等资料。 |
2005年4月20日に東京ビッグサイトで開催した「ファインテック・ジャパン」の併設セミナーにおいて,東芝でSEDパネルの開発を指揮する福間 和則氏(ディスプレイ・部品材料統括 統括責任者)はSEDパネルの今後の方向性を述べた。具体的には,2005年8月に予定する生産開始に向け,消費電力を維持しながらピーク輝度を500cd/m2に高めるという。なお,キヤノンと東芝の合弁会社であるSEDは,最初の生産品として50インチ型クラスで画素数が1920×1080のパネルを予定している。
2004年10月に開催された「CEATEC 2004」でキヤノンと東芝が初披露したパネルは,36インチ型で1280×768画素,ピーク輝度は300cd/m2だったが,今回の展示会で披露したパネルはピーク輝度を400cd/m2まで高めた。東芝の福間氏は,暗所コントラスト比や視野角,動画表示特性は,現状のレベルで十分としており,生産開始に向けて,ピーク輝度をさらに100cd/m2高めることが性能面の改善ポイントになるというわけだ。
福間氏は今回の講演で,SEDパネルに関する幾つかの情報を明らかにした。例えば,色再現範囲はNTSC比で94%であるという。蛍光体材料は「CRT向けの蛍光体を継承し,SED向けに改善したもの」とし,具体的には赤色材料としてY2O2S:Eu,緑色材料としてZnS:Cu,Al,青色材料としてZnS:Ag,Alを利用する。さらに,蛍光体材料の不要な発光スペクトルを遮断するマイクロフィルタを採用することで,色再現性を高めている。なおマイクロフィルタは,東芝がCRTテレビで利用してきた技術であり,色再現性の向上のほか,外光の反射防止などの機能も担う。
このほかに東芝は,下面ガラス基板(電子放出源側)の拡大写真なども初めて公開した。こうした内容などについては,日経エレクトロニクス誌で紹介する予定です。 |