12日未明、千葉県の成田空港近くで、タクシーに乗っていた自称モンゴル人の男が運転手を切りつけ、殺人未遂の現行犯で逮捕されました。
12日午前4時前、千葉県成田市で、成田空港のガードマンから「タクシーが路肩に停車し、防犯灯が点滅している」と通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、タクシーの車内で、運転手と包丁を持った男がもみ合いになっていて、男は殺人未遂の現行犯で逮捕されました。
男は住所・職業不詳、自称モンゴル人のカムチャック容疑者で、運転手は左の脇腹や手など9か所を刺されていて重傷です。
調べによりますと、カムチャック容疑者はほとんど日本語ができず、千葉市内でこのタクシーに乗車し「道案内をするから」と言いながら助手席に乗り込んだということで、警察で動機などについて追及することにしています。