8月のビール・発泡酒などの出荷量は、好天が続き、「第3のビール」も好調だったため、3ヶ月ぶりにプラスに転じました。
大手ビール各社によりますと、8月のビール・発泡酒、「第3のビール」を合わせた出荷量は4889万ケースで、1年前より5.6%のプラスでした。
去年の8月は台風が数多く上陸するなど天候不順の日が目立ったのに対し、今年は晴れて気温の高い日が多かったためで、出荷量が1年前の実績を上回るのは3ヶ月ぶりです。
種類別の出荷量は「第3のビール」が3.4倍と大きく伸び、ビール・発泡酒と合わせた市場全体でも15%を占めるなど好調を持続しています。
ビールも2.1%の増加でしたが、第3のビールに市場を奪われた形の発泡酒が22.2%の大幅なマイナスとなりました。