東京消防庁職員の女が、インターネットの「殺人請負サイト」で知り合った男に、不倫相手の妻の殺害を依頼したとして逮捕された事件で、女は消費者金融などから600万円以上の借金して、男に金を支払っていたことがわかりました。
この事件は、東京消防庁の救急隊員、河口絵里子容疑者が、インターネットの「殺人請負サイト」で知り合った自称、探偵業の田部孝治容疑者に不倫相手の妻の殺害を依頼し、現金100万円を渡したとして、暴力行為の疑いで逮捕されたものです。
河口容疑者は、張り込み代や尾行代などとして、およそ10回に渡り田部容疑者に1500万円を支払っていましたが、このうちの600万円以上を消費者金融などから借金して工面していたことがわかりました。
調べに対し河口容疑者は、「不倫相手の妻に子供ができて、裏切られた気持ちになった」と供述していますが、警視庁は犯行の経緯について、さらに追及する方針です。