米インテルは15日(米国時間)、コロラド州とマサチューセッツ州の既存のウエハー製造施設2カ所に、計3億4500万ドルを投じて生産能力を増強する計画を発表した。200ミリ・ウエハー対応の2工場にクリーンルームや製造機器を追加する。
コロラド州コロラドスプリングスの通称「ファブ23」には、1億9000万ドルをかけて第2のクリーンルームなどを建設。直ちに着工し、07年後半には先進のマイクロプロセッサーの加工を開始する予定。
マサチューセッツ州ハドソンの「ファブ17」には1億5500万ドルかけて、製造装置の追加と再編で製造能力を増強する。モバイル/デスクトップ/サーバーの各システム向けのプラットフォーム構想をサポートするという。
これらの拡張により、両拠点で数百人規模の雇用が生まれるとしている。【高森 郁哉/Infostand】
米インテル
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2005年9月16日