先週13日、滋賀県立文化産業交流会館ホールにて「Ryu Unplugged LIVE 2005 ユメ-襟を濡らす涙」ツアーが最終日を迎えた。
この日、Ryuは事前に髪の毛をカットし、少年時代に戻ってしまったようなすっきりとした表情で登場。
感動(本人は感極まってちらりと涙も)の本編が終わり、アンコールも終了した後、会場に集まったファンとスタッフからRyuへのサプライズ・プレゼントがあった。Ryuがバンド紹介をしようとしたところ、ギターの増崎孝司さんの呼びかけで「チング」(NHK教育「ハングル講座」オープニングテーマ曲)のイントロの演奏がスタート。観客は前もって用意していた歌詞カードを出し、おそろいのブルーのリボンを指などに付け、Ryuと一緒に歌った。Ryuは「何も聞いていなかったんですけれども~」と言いながらも感激した様子で歌いはじめた。
ステージと会場が一体になった素敵なコンサートで今回のツアーを締めくくることができたRyuは幸せ者です。
15日には福岡市博多区の福岡国際会議場で「福岡アジア文化賞」授賞式にゲスト参加。秋篠宮さまがご覧になっているということもあり、緊張感が漂う中、演奏がはじまった。曲間のトークでは会場全体が和む場面もありました。いつも「アジアの架け橋になりたい」と語っているRyuにとっては「このような意義深い席で演奏ができた事を光栄に感じる」と話していた(9月16日付け西部版の記事は下記参照)。
今回のツアーが11月16日にDVDとなってリリースされることが決まった。また、11月23日からは札幌を皮切りにディナーショーもはじまる(詳細は公式HPにて)。いまは韓国に一時帰国して、骨休め中。日本に帰ってきたら、また年末まで忙しい日々がはじまる。(M&H)
<9月16日西部朝刊社会面「雑記帳」記事>
日本でも人気のドラマ「冬のソナタ」の…
◇日本でも人気のドラマ「冬のソナタ」のテーマ曲などで知られる歌手のRyu(リュウ)さんが15日、福岡市博多区の福岡国際会議場に切ない歌声を響かせた。
◇アジア文化の保存・創造への貢献者や団体を福岡市などが表彰する福岡アジア文化賞授賞式の特別ゲスト。歌に聞きほれる熱心なファンも多く、会場は“冬ソナワールド”。 ◇折しも今年の大賞は、韓国・日本・中国の文化交流の研究者で韓国民俗学の開拓者、任東権(イムドングォン)さん(79)。任さんならこの韓流ブームをどう分析する?【安達一成】
Ryu公式ホームページ
http://www.ryufan.com
毎日新聞社出版局
http://mainichi-shuppan.com/