◇「ベルベット・レイン」舞台あいさつ
「インファナル・アフェア」「頭文字D」など香港の若手人気俳優として日本でも人気急上昇のエディソン・チャンが主演映画「ベルベット・レイン」(10月8日シネ・リーブル池袋他全国公開)のPRのためこのほど来日、東京・千代田区の科学技術館サイエンスホールで舞台あいさつを行った。映画のイメージソング「Blieve」を提供する女性シンガー「ボニー・ピンク」もゲストで登場し、訪れた400人から歓声が起きた。
「ベルベット・レイン」は香港黒社会に生きる男たちの友情と非情の物語。黒社会で尊敬を集めている大ボス、ホン(アンディ・ラウ)の暗殺計画の噂が流れる中、ホンの兄弟分で冷酷無慈悲なレフティ(ジャッキー・チュン)をはじめ、組織に緊張が走る。一方、黒社会でのし上がろうとする二人の若者がいた。普段は冷静沈着だがキレると誰も止められないイック(ショーン・ユー)と、常に熱く“友”の為なら命も惜しまない義理堅い男・ターボ(エディソン・チャン)。彼らは、暗殺計画の実行者へとなるべく、賭けに出る。二組の男たちの運命が雨の中で交わっていく…。
エディソンとショーンは「インファナル・アフェア」「頭文字D」でも共演し息がぴったり。さらにエディソンは深作健太監督の最新作「同じ月を見ている」(11月公開予定)で窪塚洋介と共演するなど日本でも人気がでそうだ。
舞台あいさつにたったエディソンは、「アンディ・ラウ、ジャッキー・チュンという大御所と競演できて、とても勉強になりました。難しかったが良い映画に出演できたので満足しています」と映画の出来を振り返った。エディソンに笑顔で花束を贈呈したボニー・ピンクは「人を信じることが大切で、人を信じると新しいものが生まれるという歌の内容と、信じあう男達の映画の内容がぴったりとあっているので、大変光栄です」と話した。歌手としても活躍するエディソンはイメージソングについて「歌声はもちろん、(曲の)とてもクオリティーが高く素晴らしい」と褒めた。
一方、「ベルベット・レイン」主演の4人の中でもエディソンの役が一番のお気に入りだというボニー・ピンクは「実際にお会いするととても“かわいい”ですね!お肌ツルツル」とすっかりメロメロ。エディソンは「…サンキュウ」と顔を赤らめていた。
公式サイト
http://www.velvet-rain.com/