今年4月、愛知県知多市で妻や子どもら家族5人を殺害し、その後、自殺を図って重傷を負った男の初公判が開かれ、男は起訴事実を認めました。
初公判に臨んだのは愛知県知多市の元鉄工所経営、村田幹夫被告です。村田被告は今年4月、弟の豊治容疑者と共謀し、両親と妻そして長女と長男の合わせて5人の首をロープで次々と絞めて殺害した殺人などの罪に問われています。
殺害後、村田被告と弟は自殺を図りましたが、村田被告は一命を取り留めました。
4日の初公判で村田被告は起訴事実を認めました。さらに村田被告は、『3月末に鉄工所が倒産し、弟と自殺しようとしたがうまくいかなかった。その後、私と弟だけが死んでも残った家族につらい思いをさせてしまうので一緒に連れていくことを決心した』と、犯行の動機を明らかにしました。