長崎県佐世保市のハウステンボスで25日、100万個の電球のイルミネーションで、園内の夜の街並みを浮かび上がらせる「光の街」の試験点灯があった。
00年に始まった当時は美術館が入る「パレスハウステンボス」のみの電飾だったが、ランドマークタワーの「ドムトールン」や教会を模した「スタッドハウス」、風車、運河など装飾の規模を毎年広げ、今年は「迎賓館」も加えた。
夕闇が迫る午後5時半、まばゆい光が街を照らした。電飾したクリスマスツリーも登場し、入場客から「わあ、きれい」の声が上がった。11月1日から来年3月3日まで点灯される。【倉岡一樹】