NTTドコモは24日、オランダのKPNモバイル(KPNM)との資本関係を解消すると発表した。保有全株式(持ち株比率2.16%)を親会社のKPNに500万ユーロ(約6億8000万円)で譲渡する。 かつて海外に積極展開していたドコモは00年8月、約4000億円でKPNM株15%(当時)を取得したが、ITバブル崩壊で株価が急落。その後のKPNMの増資により持ち株比率は低下していた。ドコモは既に全額を特別損失として計上、現在の簿価はゼロという。ただ、取得時の為替レートで損失処理していたため、ユーロ高に伴う為替差益が発生、06年3月期に約400億円の営業外収益を計上する。 KPNMはドコモとのライセンス契約に基づいてドイツでiモードサービスを展開しているが、英「O2」の子会社も04年11月からドイツで同様のサービスを始めており、KPNが資本関係解消を求めた。【岩崎誠】 |
ドコモ:KPNモバイルとの資本関係解消
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