30日午前0時ごろ、大阪府高槻市奈佐原元町の路上で、自転車で帰宅途中の府警天満署の巡査(23)が、ミニバイク約5台に分乗した約10人の若者グループに襲われた。巡査は殴るけるの暴行を受け、約7000円が入った財布を奪われた。この直後、同市内の路上で2人が襲われ金を奪われる事件が発生、府警高槻署は同一グループによる連続強盗事件として捜査している。
調べでは、巡査は後ろから近づいて来たミニバイクのグループに「金を出せ」と脅され、自転車を倒されて顔や腹を殴られるなどした。巡査は軽傷。グループは全員が男で茶髪だったという。
約10分後、現場から南東に約2.4キロ離れた同市殿町で、徒歩で帰宅中の男子大学生(18)が約10人に襲われ約4000円を奪われた。同市氷室町でも、ほぼ同時刻に自転車で帰宅中の自営業の男性(24)が4、5人の男に襲われ約19万円を奪われた。大学生と自営業の男性には、けがはなかった。【泉谷由梨子】