資生堂はインフルエンザなどの感染予防として、空気中のウイルスの侵入を防ぐ「ナノブロック ウイルスカット マスク」を11月中旬から調剤薬局で発売する。薬剤師の説明を受けた上で買う仕組み。「抗原抗体反応」を使い、マスクのフィルターに含ませた抗体が、くしゃみやせきとともに飛ばされるウイルスに取り付き、感染力を失わせるという。
一般的にくしゃみで、100万~200万個のウイルスが飛ぶといわれている。同社広報部は「フィルター1枚に、約5000万個の抗体があり、従来のマスクに比べ感染予防能力が高い」とPRする。7枚入りで1365円。