政府は14日、原子力委員会がまとめた原子力政策大綱(旧原子力開発利用長期計画=旧長計)を閣議決定した。原発の使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを再利用する核燃料サイクルを従来通り推進するほか、高速増殖炉を2050年に実用化するなどの数値目標を盛り込んだ。
大綱(旧長計)は56年に初めて策定された。ほぼ5年ごとに見直されており、今回が10回目。原子力委は「数値目標には根拠がない」とする少数意見を付記していたが、閣議決定からは除外された。【中村牧生】
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