「KAT-TUN」亀梨和也(19)と「NEWS」山下智久(20)による年内限定ユニット「修二と彰」のシングル「青春アミーゴ」(1日出荷、2日発売)の出荷枚数が4日、100万枚を超えた。ミリオンを突破したシングルは今年初めて。週明けには50万枚を追加出荷する予定で、勢いは止まりそうにない。
グループの枠を超えて結成された「修二と彰」が快挙を達成した。実売で100万枚を超えるのもほぼ確実で、シングルでは今年初のミリオン突破となる。
「青春アミーゴ」は修二(亀梨)と彰(山下)が掛け合いで歌う男同士のデュエット曲。KAT-TUNとNEWS、いずれの路線とも違う昭和歌謡風のメロディーラインが特徴だ。
亀梨は「(出荷から)たった4日で100万枚売れたみたいでオレ自身ビックリしてる。スゲーうれしいです。ありがとう!」と感謝。山下も「品切れを起こし、ご迷惑をおかけしています。忘年会や新年会に向けてカラオケの定番になってくれたらうれしい」と話した。
2人が出演する日本テレビのドラマ「野ブタ。をプロデュース」(土曜後9・00)の主題歌で、修二と彰は役名。10月15日のドラマスタート前から話題となり、CDの発売前に有線チャート、着うたチャートともに1位を獲得。リリース後は品切れ店が相次ぎ、週明けにさらに50万枚を出荷することになった。
最近のミリオンシングル「オレンジレンジ」の「花」は、発売から約2カ月の04年12月に100万枚を突破。「青春アミーゴ」の勢いはケタ違いと言える。
発売元のジャニーズ・エンタテイメントは「ノスタルジックな曲調が既存のファンだけでなく、お父さんやお母さん世代にも支持されているのではないか」と分析。大手レコード店では「(2人が所属する)ジャニーズの商品を購入するのは女子中高生がメーンだが、“青春…”は男子高校生やスーツ姿の会社員も購入している」と話し、購入層の広がりをうかがわせた。