ロシア・ウラジオストク-小樽間に新しい定期貨物船航路が設けられ、21日、北海道の小樽港に貨物船「サンシャイン21」(2039トン、ビクター・バルジェノフ船長ら14人乗り組み)が初入港。船員に記念品が贈られた。
同船はロシアからの途中、秋田県船川港で木材を下ろし、小樽には空船で19日入港。21日朝、勝納ふ頭に接岸した。小樽から中古車50台を積み、同日中に出港する。
北海道とロシア本土を結ぶ定期貨物船の運航はほとんどなく、小樽市港湾部は「新たな貨物の掘り起こしにつながる」と歓迎している。今後、月2~3回小樽に原木や製材、ロシアには中古車を運ぶ。【西端栄一郎】