趣向をこらした年賀状を自分で印刷するためのプリンターはいまや必需品となりつつある。売れ筋価格帯は、入門機なら1万~2万円程度、スキャナーやコピー機能も付いた高性能機なら4万~5万円程度。店舗で商品を選ぶコツは「何をするか」をはっきりさせておくことだ。
人気を二分するのはキヤノンの「ピクサス」とセイコーエプソンの「カラリオ」シリーズ。今回のランキングのほとんどは両社の最新モデルだ。首位のキヤノンの「iP4200」は基本性能の高さと費用対効果の良さで評価が高い。デジタルカメラからパソコンを経由しないで直接印刷できたり、高画質の写真でも速く印刷できる。一方、2位のエプソンの「PMA890」はスキャナー機能が付いた複合機。写真と手書きを合成したはがきを簡単に印刷できるなど、使いこなす楽しさが味わえる。(表は10月24日~11月20日の石丸電気での販売台数順。順位、前月順位、メーカー名、型番の順)【小林理】
(4) エプソン PXV630
(10) エプソン PMD800
(3) キヤノン iP1500
(5) エプソン PMA650
(12) エプソン PMA950
(13) キヤノン MP950
(18) キヤノン MP800
毎日新聞 2005年11月27日 20時43分