総務省が25日発表したIP(インターネット・プロトコル)電話利用状況調査によると、9月末の利用数(使用電話番号数)は976万4000件で、今年6月末から3カ月間で75万件(8.3%)増えた。12月末時点の次回集計時には1000万件を突破する公算が大きい。
IP電話は、光回線やADSL(非対称デジタル加入者線)などを利用した音声電話。音質が悪いなどのデメリットはあるが、利用者同士の通話が無料になるなど料金面での利点も多い。総務省は「10月末時点で既に1000万件を突破している可能性もある」とみている。
2005年11月25日