広島市安芸区で小学1年生の女の子が殺害された事件で、逮捕されたペルー人の男が偽名を使って日本に入国していたことを認めました。捜査本部では、ペルー政府に照会を急いでいます。
逮捕されたピサロ・ヤギ・フアン・カルロス容疑者は、接見した弁護士に「本名ではパスポートが取れなかったので、3年前に偽名のパスポートを4000ドルで買った」と話しました。
また、女の子の遺体を入れていた段ボール箱と同じ型番のガスコンロがピサロ容疑者のアパート1階の倉庫から見つかっていますが、型番が読めないように隠ぺいしていたことが分かりました。
捜査本部では、身辺に捜査の手が伸びてきたことを察知した容疑者が証拠隠滅を図ったと見て、追及しています。(05日11:36)