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小1男児重体:防火シャッターが突然下り、首挟まれ 新潟

7日午後3時50分ごろ、新潟県五泉市城下1、同市立村松小学校(長谷川義郎校長)で、防火シャッターが突然下り、付近にいた同小1年の男児(6)が首を挟まれた。男児は病院に運ばれたが意識不明の重体。県警五泉署で事故原因を調べている。

 調べでは、事故があったのは体育館入り口に設置された鉄製の防火シャッター(高さ約2.5メートル、幅約5メートル)。同市内の業者が防火設備の定期点検中に下りた。放課後で、付近では男児のほか児童数人が遊んでいた。同小によると、男児は下りてくるシャッターをくぐり抜けようとし、背負っていたランドセルが挟まれ事故に遭ったらしい。

 業者は煙探知機の点検などをしており、その際はシャッターの誤作動を防ぐための処置をするという。しかし、事故当時、体育館のほかにも校舎内の3カ所でほぼ同時にシャッターと防火扉が下りており、同署は業者や学校から詳しく事情を聴いている。【北上田剛、岡田英】

毎日新聞 2006年6月7日 22時41分 (最終更新時間 6月7日 22時58分)

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