24日から全国で公開される日韓合作ホラー映画「着信アリ Final」(麻生学監督)の中高生向け“絶叫試写会”が22日開かれ、主演の堀北真希さん(17)と黒木メイサさん(18)が登場。“体育座り”で観賞した300人を前に、堀北さんは「学校で皆さんの前で立って話している感じ。今回の舞台は高校の修学旅行なので皆さんが一番身近に恐怖を感じてもらえるのでは」と笑顔で語った。
映画は、人気ジャパニーズ・ホラーの第3作で最終章となる作品。物語は、高校生の草間えみり(黒木さん)は修学旅行で韓国へ行くことを楽しみにしていたが、幼なじみの同級生、松田明日香(堀北さん)が参加できないことが気がかりだった。旅行の最中、ある生徒の携帯電話が鳴り、未来の着信時刻で本人の首つり画像が添付されていた。生徒は予告時刻に死を遂げ、その後も次々と生徒たちを“死の着メロ”が襲う。助かる方法はただ一つ、誰かに転送すること。クラスメートはパニックに陥る……というサバイバル・ホラー。
黒木さんは「こういう形で同世代と会うことはないので、うれしいです」とコメント。日本から死の着メロを送る役で韓国ロケには参加しなかった堀北さんは「(黒木さんから)お土産に唐がらしストラップとおそろいの韓流スターのくつ下をもらった」というエピソードを披露。「(次作があれば)今度は私が修学旅行に行きたい」と話し、黒木さんは「じゃあ、私が真希に恐怖を発信します」と応酬していた。2人は、制服姿の300人の中高生に囲まれて記念撮影し、「怖いけれど、けっこう感動する映画。絶叫しながらもストーリーを楽しんでください」とPRした。【細田尚子】
着信アリFinal
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