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駐車違反:民間監視員制度などで放置駐車減少、渋滞も緩和

警察庁は28日、改正道路交通法の施行で今月からスタートした民間駐車監視員制度などによる新たな駐車違反取り締まりの実施状況をまとめた。幹線道路の放置駐車は減り、都市部の渋滞は緩和された。一方で、業務中の駐車を認める駐車許可証の申請・発行は急増した。

 同庁によると、東京都内では晴海通りなど主要10路線(約32キロ)で、渋滞の長さが施行前より34.5%減少。大阪市内の四つ橋筋(約4.7キロ)でも51.5%減った。京都市の四条通り(約2.6キロ)と烏丸通り(約2.4キロ)では、5月末の2日間に計800台確認された放置車両が今月19、20日には計245台にとどまった。

 引っ越し業者への駐車許可証の発行件数は、今月1日から15日までで1059件に上り、昨年同期の27倍。訪問介護関係者には2万803件で2.6倍だった。【遠山和彦】

毎日新聞 2006年6月28日 12時53分

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