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教育実習:「母校実習」原則禁止に 中教審専門家グループ
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中央教育審議会の専門家グループ(代表者・山極隆玉川大教授)は8日、教員免許を取得する際に必要な教育実習で評価が甘くなりがちな「母校実習」を原則として禁止することなどを求める報告を中教審教員養成部会に行った。同部会が今夏にもまとめる答申に反映される見通しだ。
教員免許法施行規則では、教職課程の科目として小中学校で4週間以上、高校で2週間以上の教育実習が義務付けられている。一般大学・学部の学生の場合、出身校で教育実習を行う「母校実習」が中心的だが、報告では「評価の客観性等の点で課題があることから、できるだけ避けることが適当」として、基本的に大学と同じ都道府県内の学校での実習を提言した。教員養成大学・学部の場合は付属学校での実習を原則とした。【長尾真輔】
毎日新聞 2006年6月8日 21時23分
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