インターネットを使って客にバカラ賭博をさせたとして、北海道警札幌中央署は10日、ネットカジノ経営、高橋朋洋(30)=札幌市中央区南7西6=と従業員の三田村瞳(25)=同区南3西8=の2容疑者を常習賭博の疑いで、客の無職の男(29)を賭博の疑いで現行犯逮捕した。インターネットを使ったカジノ店の摘発は道内で初めて。
調べでは、高橋容疑者は10日午後8時25分ごろ、経営する「インターネット・アンド・カフェ・マックス」=同区南5西4=で、三田村容疑者と共謀してインターネットに接続したパソコンを使って客に換金可能なポイントをかけさせバカラ賭博をさせた疑い。店内には約15台のパソコンがあり、1ポイント100円で客に賭けさせ、負けた分を店の売り上げにしていたという。【金子淳】
毎日新聞 2006年7月11日 1時59分