11日午後3時半ごろ、岡山県高梁市落合町で、鍵の付いていない自転車に乗った男子大学生(19)を県警高梁署のパトカーが発見。職務質問しようとしたところ、大学生は自転車を放置して逃走した。同6時半ごろ、近くに高梁川に飛び込み泳いで逃げようとした大学生を、捜索中の警察官が発見。追いかけようと川に入った同署地域課の渡辺裕明巡査長(33)が流され、行方不明になった。大学生は別の警察官らに岸に引き揚げられ無事。
調べでは、現場付近の川幅は約100メートル。渡辺巡査長は制服やヘルメットを着けたまま、川に入ったという。【植田憲尚、石戸諭】
毎日新聞 2006年7月12日