妊娠8カ月目の秋篠宮妃紀子さまは27日、皇居内の宮内庁病院で定期検診を受けた。病院での検診は5回目で、胎盤の一部が子宮口にかかる「部分前置胎盤」と診断されてから検診を受けるのは初めて。
紀子さまは半蔵門から車で皇居に入り、報道陣に軽く会釈した。宮内庁によると、秋篠宮さまも後で病院に到着し、一緒に医師から検診結果を聞いた。紀子さまの状態は安定しているといい、その後ご夫妻は御所で天皇、皇后両陛下に経過を報告した。
今後は超音波検査などで状態を確認しながら入院時期などを判断し、8月下旬以降に帝王切開の手術を行う見通し。
毎日新聞 2006年7月27日