福岡・中央署は30日、海外ブランドのサングラスを盗んだとして、福岡市南区花畑2、会社員、相浦康司容疑者(29)を窃盗容疑で緊急逮捕した。交番の警察官が被害に遭った眼鏡店から提出された防犯ビデオを調べていたところ、交通事故を届け出るため相浦容疑者が交番を訪れ、署員が気づいて御用となった。
調べでは、相浦容疑者は29日午後5時ごろ、同市中央区天神2の眼鏡店でサングラス3点(12万8000円相当)を盗んだ疑い。眼鏡の修理を頼み、そのすきをみて盗んだらしい。同店は翌30日朝、同署天神交番に被害届を提出。防犯カメラの映像にサングラスをバッグに入れる相浦容疑者の姿が映っていた。
一方、相浦容疑者は同日午後3時過ぎ、同じ交番に28日にあった物損事故の被害者として来署。人相にピンと来た署員が追及したところ、バッグからサングラスが出てきて万引きを認めたという。相浦容疑者はスキンヘッドだった。【高橋咲子】
毎日新聞 2006年7月31日