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【ロンドン小松浩】ブレア英首相とメルケル独首相は30日、レバノン情勢について「可能な限り早期の停戦」を求める共同声明を発表した。声明はヒズボラの武装解除などを求めた国連安保理決議1559の完全順守を基盤に国連が停戦の前提条件を詰める必要があると強調した。 訪米中のブレア首相はサンフランシスコで記者団に「このような状況が続いてはならない。(早期停戦への)プロセスを加速させなければならない」と語った。 ブレア首相はこれまでイスラエルの立場に一定の理解を示し、即時停戦要求は控えてきた。しかし、ストロー前外相(現下院院内総務)がイスラエル軍の攻撃を「やりすぎ」と英紙で批判するなど、政府・労働党からもイスラエルへの反発が噴出。30日のカナ空爆で国際社会の反イスラエルの声が一層高まったこともあり、早期停戦要求へと軌道修正した。 ただ、ブレア首相は停戦は持続的な和平につながるものでなければならないとの前提は変えていない。 毎日新聞 2006年7月31日 |
レバノン情勢:可能な限り早期停戦を 英・独が共同声明
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