31日午前10時半ごろ、和歌山県白浜町の南紀白浜空港で、羽田から到着したJAL1381便(MD87、134席)を点検していた整備士が、右エンジンのジュラルミン製パネル(縦20センチ、横15センチ)が脱落しているのを見つけた。連絡を受けた同空港管理事務所職員が、滑走路内でパネルを発見した。乗客101人に影響はなかった。
同機は交換部品の到着後、約3時間50分遅れで羽田に出発。乗客43人のうち一部は関西国際空港出発便に振り替えた。落下したパネルは整備・点検の際に開閉する部分。日本航空などが原因を調べている。【辻加奈子】
毎日新聞 2006年7月31日