日本自動車販売協会連合会が1日発表した7月の新車販売台数(国内メーカー、軽自動車を除く)は、前年同月比9.1%減の31万7928台と7月としては74年以来32年ぶりの低水準になった。前年実績割れは13カ月連続。一方、全国軽自動車協会連合会が発表した7月の軽自動車の新車販売台数は、同3.1%増の17万2397台と7カ月連続で前年実績を上回り、ガソリン価格の高騰を背景に燃費効率が良い軽自動車へのシフトが強まっていることを示した。
軽自動車を除く新車販売を車種別にみると、乗用車が同11.4%減少し、特に軽自動車と競合する小型車が同14.3%の減少だった。
一方、排ガス規制による買い替え需要が続くトラックは同5.7%増だった。【三島健二】
毎日新聞 2006年8月1日