東京商工リサーチ岐阜支店によると、ゴルフ場を運営する法仙坊ゴルフ倶楽部(岐阜県美濃加茂市蜂屋町)と、ゴルフ場の所有会社の法仙坊開発(同県多治見市栄町)は4日までに、名古屋地裁に民事再生手続きを申し立て、保全命令を受けた。両社を合わせた負債総額は約224億円。
同ゴルフ倶楽部は89年設立され、92年に正式オープンした。05年7月期に5億2000万円を売り上げたが、預託金残高は今年7月末で121億円。償還期限の09年までに返済債務を弁済できないと判断した。負債総額は約125億円。
また同ゴルフ倶楽部の不動産を所有する02年設立の法仙坊開発の負債総額は約99億円。【宮田正和】
毎日新聞 2006年9月5日