月が最も欠ける8日午前3時51分ごろの各地の月の高さ
地球の影で満月が欠ける「部分月食」が8日明け方に起きる。国立天文台によると、日本全域で見ることができ、特に西へ行くほど月が高く、見やすいという。
部分月食は西南西の空で午前3時5分ごろ始まり、同4時38分ごろまで続く。最も大きく欠ける同3時51分ごろには、満月の約5分の1(19%)が、約38万キロ離れた地球から伸びている影に隠される。昨年10月17日の前回に比べ欠ける部分は大きく、肉眼でも分かるという。月全体が隠れる「皆既月食」は、日本では来年8月28日に見られる。【山田大輔】