12日午前4時40分ごろ、東京都東村山市久米川町1の市道の橋で、近くに住む塗装業、白戸葵容疑者(26)運転の乗用車が、道路脇を散歩していた同市秋津町4の谷村信子さん(68)をはねた。谷村さんは4メートル下の河川敷に落下し、まもなく死亡した。警視庁東村山署は、業務上過失致傷と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、白戸容疑者を現行犯逮捕。危険運転致死容疑での立件を視野に捜査している。
同署の調べでは、白戸容疑者の呼気から1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコールを検出。11日午後10時ごろから市内の居酒屋で酒を飲んで、家に帰る途中だったという。一緒に酒を飲んだ友人も同乗していた。【奥山智己】
毎日新聞 2006年9月12日