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成田空港:誘導路の湾曲部解消へ 耕作権解除の答申決定

 成田国際空港の暫定平行滑走路の2500メートル化に関連し、千葉県知事の諮問機関の農業会議は14日、成田国際空港会社(黒野匡彦社長)が申請していた空港敷地内の耕作地2カ所(約9267平方メートル)の耕作権解除請求を認め、農地からの転用を「許可相当」とする答申内容を決めた。近く堂本暁子知事に答申する。

 耕作地は、空港会社が買収済みだが、空港反対派農家(56)が耕作しており、同滑走路の誘導路が「へ」の字に湾曲する原因になっていた。堂本知事は答申通りに許可するとみられ、空港会社は誘導路の直線化による運用の改善に期待している。【柳澤一男】

毎日新聞 2006年9月14日

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