コーヒーチェーンのスターバックスコーヒージャパンは24日、主力商品の大半を20~40円値上げすると発表した。アルバイトなどの人件費や原材料高騰による影響で、96年に1号店を銀座に出店して以来、初めての値上げになる。
値上げは11月8日からで、売上高の7~8割を占める主力商品が対象。日替わりの「本日のコーヒー」(ショートサイズ)が260円から280円、「スターバックスラテ」(同)が290円から310円、「コーヒーフラペチーノ」(トールサイズ)が350円から390円に上がる。フード類やコーヒー豆などは据え置く。
スターバックスは現在、全国41都道府県に649店を展開中。07年3月期は75店を新規出店する計画で、今回の値上げは収益力を高めて投資に振り向ける狙いもある。【三沢耕平】
毎日新聞 2006年10月25日